高校生会の誕生

高校生会は次のような経緯で誕生しました!昭和43年の「市報かつた」に掲載された記事を紹介します。


高校生活を有意義に〜勝田のこどもたちにつくす

こども会の指導や援助を通して有意義な高校生活をおくろうというところから、勝田にも「高校生会」がうまれた。この会をつくったのは市内市毛のO君、K君など高校生で、これに YFL(ヤング・フェロー・リーダーズ)という素敵な名前をつけた。現在の会員は十二名。みな高校二年生である。

「高校生会」がうまれる契機となったのは、会長が日立市の「高校生会」に参加してその意義を感じ、ぜひ勝田にもつくり勝田のこどもたちのために奉仕しようと仲間たちに話しかけたことからはじまる。仲間たちはすぐ賛成し、さっそく七月に結成のはこびとなった。こども会関係の仕事をしている市の福祉事務所でも大喜びで、こんど「高校生会」のみなさんの協力を大いに得たいということになった。

「高校生会」がやることは、指人形や影絵、ペープサートという紙芝居ににた芝居、歌やゲームの指導など。要するに、こども会のこどもたちが楽しく集い、遊べるように指導したり援助したりすること。

「軌道にのればすごく楽しくいくと思うんです。現に日立ではうまくいってますし。ぼくたちはいま基礎づくりの時なので苦しいこともありますがーーこれは若い力で解決できます」と会長のO君と副会長のK君は胸を張る。

悩みは毎週の例会に対し会員の出席率が悪いこと。原因は、高校生会の意義を会員全体が正しく理解し、その自覚によって研究していこうという態勢が、YFL のなかにできていないせいだと反省している。

しかし、くよくよはしていない。三人でも四人でも、集まっただけの会員で例会をひらき、歌やゲームを研究しあう。市内百二十のこども会のことを考えると、意欲がわく。いい歌とゲームを早く正確に覚え、こどもたちのために活用したいと思う。

その彼らの可能性はこれからだが、いずれにしろ高校生のなかに自主的な社会的奉仕活動の芽が吹き出したことは注目に値する。受験地獄というような言葉があって、高校生活自体が非常に規制されやすく、自主的な活動ができにくくなっている時代風潮のなかでこうした活動がうまれてきたことは意義深い。会員のみなさん自身にとっても大変いい勉強になるし青春時代の生き方の貴重な思い出になるにちがいない。

がんばれ、YFL!

【なお、YFL ではいま会員を募集しています。こども会活動の育成という会の目的に賛同する高校生はどしどし参加してほしいといっています。現在は、多賀高校、緑岡高校、水戸工高、大成女子高校、那珂湊二高などの仲間たち十二名でおこない、会長はO君、副会長はK君、会計はH君、書記がIさんとなっています。 入会希望は市福祉事務所かK君へご連絡してしてほしいとのことです。】

昭和43年8月15日号 市報かつた第115号 若い世代(第14回)の記事から

また、那珂湊市高校生会の活動が「広報なかみなと」(昭和57年10月30日第167号)で紹介されていました。

広報なかみなと

ふれあう心 広がる友情

高校生会は結成以来、今年で17年目を迎えました。

現在の会員数は35人です。ほとんどが地元の高校生だけに、地域活動に対する意欲も大変なものです。

特に、子ども会の育成には力を入れており、子供たちからも、”おにいさん、おねえさん”と慕われています。

このほか、他の高校生会との交流も深めています。

このように、地域とのかかわりを大切にし、さまざまな人たちとふれあい、体験していくことで、友情は広がり、地域の人達との連帯感も深まっています。